リスニングが苦手ですか?
小さい時に音を入れなかった小学校中学年生以上の方は、
ほとんどみんなリスニングが苦手ですね。おそろしい現実です。
私も苦手でした。
苦手だったからこそ、それが聞こえるようになる過程を私は今でもはっきりと覚えています。
最初は、台所に置いた6cmx12cmくらいの小さなラジオでした。
そのラジオでイギリスのBBCの放送を夜以外ずっと鳴らし続けました。
その頃、私はヨーロッパのある国にいました。
その国の言葉を新しく学びながら英語を学び直していました。
英語が、だんだんと、プツプツと切れて聞こえてきました。
その方法でうまくいったか、、と言えば、
実は、それだけでは駄目でした。
聞くだけでは駄目なのです。
聞こえない時と聞こえる時がありましたし、
聞こえるレベルも低いままでした。
しばらくして、少し聞こえるレベルが上がりました。
声を出すようになっていました。
やがて、やっと安定して聞こえるようになりました。
それは自分の発音を直した後でした。
英語を聞くだけでは、英語は聞こえるようになりませんでした。
音をまねることは、楽器をされているような方は得意だと思います。
その音をどう出しているのか、
音を聞いて感覚的に出せるのは、
そういう方か小さな子供です。
それ以外は(私は、このグループに入っています)
音の出し方を身に付けるのが、近道だと思います。
ここでの近道は、すぐにできるという意味ではありません。
無駄なことは排除するということです。