お寺とワクチン

 伊丹からこちらに引っ越して、伊丹と違うな、と思うことの1つがお寺との関わりです。御前様、和尚様、方丈様、坊守様。お坊さまの呼び方、お坊さまの奥様の呼び方も様々ですが、みんなが、特にお年寄りが、お寺を大変身近に感じておられることがわかります。今日 近所の方とお話をする機会がありました。お寺でワクチンの話があったそうです。

 10月から始まるワクチンは、打つのを待って下さいと言われたということでした。なんとか(スパイク)タンパクがしばらく体内で増殖するという話があります。でも、しばらくなのか、ずっとなのか、これもわからない。とにかく打つのは待ちましょうというお話がお寺であったそうです。

 京阪神では、阪神大震災で、多くの人がお寺との間の信頼を失う経験をしました。けれど、ここでは、お寺の方がお話になれば、みんなが耳を傾ける関係がまだ残っています。こういった意見の分かれる問題をお寺の方がお話になったということ、私はありがたい気持ちになりました。

札幌大谷大学からもこのワクチンの緊急声明が出ています。
https://www.sapporo-otani.ac.jp/information/33494/

 

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